2026/10/15
マイカーローンの仮審査とは何?落ちた際の対処法も解説
車の購入資金をマイカーローンでまかなう場合、多くの金融機関ではまず仮審査を受けることになります。
「いくらまで借りられるのか」「審査に通るのか」を正式な申込みの前に確かめられるのが、仮審査です。
ただし、仮審査に通れば必ず借りられるわけではなく、本審査で結果が変わる場合があります。
そのため、仮審査の位置づけと確認される項目を事前に把握しておくことが大切です。
本記事では、「マイカーローンの仮審査」に焦点を当て、本審査との違いや必要な書類、審査に落ちる理由と落ちた際の対処法をご紹介します。
マイカーローンの仮審査とは?
マイカーローンの仮審査とは、本審査の前に行う簡易的な審査で、事前審査と呼ばれることもあります。
申告された年収や勤務先などの情報を基に、希望する金額を借りられる見込みがあるかを判断する手続きです。
審査で確認される項目は、年収や年齢、勤続年数といった申込者の情報と、他社からの借入状況やこれまでの支払い状況などで、各金融機関が自社の基準に照らして総合的に判断します。
結果が出るまでの日数は申込先によって違いがあり、申込当日に分かるケースもあれば、1週間ほどかかる場合もあるなど、様々です。
手続き全体は、一般に「見積書の取得→仮審査→本審査→契約→融資」という順ですが、見積書が求められるのは本審査の段階のため、仮審査は車を決める前でも申し込めます。
最近は、審査から契約までをインターネットで完結できるマイカーローンも増えています。
本審査との違い
仮審査と本審査の違いの一つは、何を基に審査するかという点です。
仮審査が申告内容を基に進むのに対し、本審査では信用情報を照会したうえで、返済能力をさらに詳しく確かめます。
信用情報とは、ローンやクレジットカードの申込みや契約の内容、返済状況などの記録で、信用情報機関に登録されています。
ただし、金融機関によっては仮審査の段階で信用情報を照会する場合もあり、審査の順序は一律ではありません。
もう一つの違いは、仮審査の結果はあくまで見込みに過ぎないという点です。
仮審査で承認されても、本審査で詳しく確認した結果、借りられないこともあります。
| 仮審査 | 本審査 | |
| 位置づけ | 本審査の前に行う簡易的な審査 | 融資の可否を決める最終的な審査 |
| 審査の基になる情報 | 申告した内容 | 申告内容に加え、提出書類と信用情報 |
| 信用情報の照会 | 金融機関によって異なる | 行われる |
| 目的 | 借入れの見込みを確認する | 正式にマイカーローンを借り入れる |
受けるメリット
マイカーローンの仮審査を受けるメリットは以下の3つです。
・借入可能額の目安が分かる
・結果が早く出るため、次の判断に移りやすい
・車を決める前に申し込める
借入可能額の目安が分かれば、頭金をいくら用意すればよいのか、毎月の返済額をどの程度に抑えるかといった計画を立てやすくなります。
また、一般的に仮審査は本審査より早く結果が出ることから、通過が難しいと分かった時点で、借入額や資金計画(購入希望の車や返済期間の変更など)の見直しを検討できます。
購入する車が決まっていない段階でも申し込めるのも利点です。
承認後に購入を取りやめた場合でも、基本的にキャンセルできます。
なお、仮審査の結果にはたとえば「3か月」「6か月」といった有効期間があり、その期間内に借り入れなければ改めて審査を受けることになります。
必要な書類
仮審査で書類を求められるかどうかは、申し込むローン次第です。
たとえば、申告内容だけで審査を受けられ、書類は結果が出てから提出する商品があります。
それに対して、仮審査の時点で本人確認書類や収入を確認できる資料の提出を求められる商品もあります。
仮審査を通過した後、本審査で用意する主な書類は以下の4つです。
・本人確認書類
・資金使途確認書類
・年収確認書類
・その他(印鑑など)
本人確認書類は運転免許証が基本で、持っていない場合はマイナンバーカードや住所記載欄のあるパスポートなどで代えられる場合があります。
資金使途確認書類は、購入する車の見積書や注文書、請求書などです。
年収確認書類は源泉徴収票や所得証明書などで、借入金額によっては提出を省ける場合もあります。
そのほか、印鑑を求められる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
マイカーローンの仮審査に落ちる理由は?
マイカーローンの仮審査に落ちる主な理由は以下の4つです。
・安定した収入がない
・収入に対して借入希望額が大きい
・他の借入れが多く残っている
・信用情報に返済の遅れが記録されている
審査では、安定した収入があるかどうかが確認されます。
そのため、収入の変動が大きい場合や勤続年数が短い場合は、慎重に判断されることがあります。
また、審査で重視されるのが、年収に占める年間返済額の割合である返済比率です。
返済比率には、マイカーローンだけでなく、住宅ローンやカードローンなど他の借入れの返済額も含まれます。
年収に対して希望額が大きすぎる場合や他の借入れが多い場合は、返済比率が高くなり、審査に通りにくくなるでしょう。
返済比率の目安は25〜35%程度が一般的ですが、水準は金融機関によって異なります。
信用情報に返済の遅れが記録されていることも、審査に影響する要因です。
契約の内容と返済の状況は、契約期間中に加えて契約終了日から5年を超えない期間、信用情報機関に登録されます。
そのほか、年齢や収入などの所定の条件を満たしていない場合も、審査の対象外です。
なお、審査基準や審査の内容は公開されておらず、問い合わせても回答は得られません。
仮審査に落ちたときは、ここまでに挙げた点に当てはまるものがないかを振り返ってみましょう。
落ちた際の対処法
マイカーローンの仮審査に落ちた際の対処法は以下の5つです。
・借入希望額を下げて申し込む
・返済期間を長く設定する
・他の借入れを整理する
・未払いを解消し、信用情報を確認する
・期間を空けてから申し込む
借入希望額を下げると毎月の返済額が減り、その分だけ返済比率が下がります。借入額を抑えるには、頭金を増やしたり、購入する車種を見直したりする方法があります。
返済期間を長く設定するのも一つの方法です。
1回あたりの返済額が軽くなり返済比率は下がりますが、支払う利息は増えるため、毎月の負担と返済総額の両方で判断しましょう。
また、クレジットカードのリボ払い残高や金利の高いカードローンなど、他の借入れを先に返済しておくと、毎月の支出に余力ができ、返済比率も下がります。
返済比率のほかに、クレジットカードやローンの支払いを延滞した記録が信用情報に残っていないかも確認すべき点です。スマートフォン本体の分割払いも対象で、支払いが一定の基準を超えて遅れると延滞として記録されます。
心当たりがある場合は、まず未払いの代金を支払い、必要に応じて信用情報機関へ情報開示を請求して登録内容を確認しましょう。
審査で信用情報が照会されると申込みの記録が登録され、ほかの金融機関にも6か月ほど提供されます。落ちた直後に続けて申し込むと、短期間に申込みが重なっていることが審査で分かり、結果に影響する場合があるため、6か月程度を目安に期間を空けてから申し込むとよいでしょう。
マイカーローンの仮審査を受ける際には
今回は「マイカーローンの仮審査」に焦点を当て、本審査との違いや必要な書類、落ちる理由、対処法などを解説しました。
仮審査は、本審査の前に借入れの見込みを確かめる手続きで、車を決める前でも申し込めます。購入を考え始めた段階で申し込んでおくと、その後の手続きがスムーズです。
蒲郡信用金庫(がましん)では、自動車ローンとしてカーライフプランとマイカーローン/エコ・カーローンを取り扱っています。
カーライフプランは24時間365日、インターネットから仮審査を申し込めます。また、申込みから契約までをWEBで完結できるのが特徴です。
返済額の目安を先に確かめたい方は、簡単ローンシミュレーションもご利用いただけます。ご不明な点は、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせください。
【参考情報】
一般社団法人全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター「センターの概要」
株式会社シー・アイ・シー(CIC)「CICが保有する信用情報」